香の活用法
香の効能を表した古文に「香の十徳」があります。
「香の十徳」は、北栄の詩人、黄庭堅によって記された漢詩です。
一休宗純によって日本に広められました。一休さんも、香を愛していたのでしょう。
時代や文化を超えた普遍的な観点で、人が幸せを高める為に、香が大きな力を発揮することを記しています。
「香の十徳」
1. 感格鬼神 <感は鬼神に格(いた)り>
感覚を研ぎ澄まし
2. 清淨心身 <心身を清浄にし>
心身を清らかにし
3. 能除汚穢 <能(よ)く汚穢(おわい)を除き>
よく穢れを取り除き
4. 能覺睡眠 <能(よ)く睡眠を覚し>
よく眠りを覚まし
5. 静中成友 <静中に友と成り>
静けさの中に安らぎをもたらし
6. 塵裏偸閑 <塵裏(じんり)に閑(ひま)を偸(ぬす)む>
忙しい時にも心を和ませる
7. 多而不厭 <多くして厭(いと)わず>
多くても邪魔にならず
8. 寡而為足 <寡(すくな)くして足れりとす>
少なくても十分に足りる
9. 久蔵不朽 <久しく蔵(たくわ)えて朽ちず>
年月を経ても朽ちず
10. 常用無障 <常に用いて障り無し>
常に用いても障りはない
今に、必要だと感じられたら、いつでも香を焚いてください。
また、近年、浴室のカビ防止に、線香が注目されています。
香の除菌効果の為で、週に一度の利用が勧められています。
他にも、カビが気になる場所に試してみては、いかがでしょうか?
まにまにの香には、消臭除菌効果の高い紀州備長炭木酢液を使用した香もあります。
ペットの為にも効果的です。消臭除菌効果だけでなく、天然香料の効能は、ペットにも心地よく伝わるでしょう。
お部屋を清浄にしたい時、気持ちを落ち着けたい時、静めたい時、華やかにしたい時、和やかにしたい時、直感を高めたい時、その場の方の関係性を円滑に深めたい時も、プライベート空間から、仕事場でも使いやすい香を、<まに・まに>は、提案します。
そして、心身を整えて、自身の能力を高める為に、瞑想時の使用もオススメします。香の力が、瞑想を深めることを助けます。









